アサヒサンクリーン株式会社

給与水準：一応、業界内では良いとされる。処遇改善加算もちゃんとしており、介護福祉士の資格無しでも月3万円、資格有りなら月４万円がつく。さらに介護福祉士の資格有りなら別に資格手当が月1万円がつくので、介護福祉士の資格有りなら無資格より合わせて月2万多くもらえることになる。社内での資格取得支援制度などもあるため金銭的負担も少なく済む。交通費なども以前は距離によってはもらえなかったがちゃんともらえるようになった。

教育・研修：新入社員に対する新人研修は非常に手厚く、4月には集合研修と称し本社ビルにて会社沿革を学んだり一般的なビジネスマナー講座を受講したり、社会人として、一社員としての自覚と責任を持てるような研修が行われている。訪問入浴介護サービスを提供するにあたり、動作の一連の流れや必須スキル(ホースの8の字巻き)を習得すべく簡単なテストを実施したり、施設介護サービスや福祉用具貸与といった他の業務に従事する者に対しては同社が運営する介護付有料老人ホームやデイサービス・ショートステイにて見学したり職業体験をしたり、創意工夫が凝らされている印象を受ける。介護福祉士などの資格保有者や介護職員初任者研修課程を修了している者、また本社勤務の者を除き、5月には介護職員初任者研修課程を修了すべく研修が始まる。座学、実技を通し(実技面に関しては毎回その日の最後に確認テストと題し、移乗や着脱時における介護の仕方をチェックされる)介護の何たるかを身に付けることとなる。

福利厚生：健康診断が毎年受けられる事。その際インフルエンザの予防接種も受けられます。（各自支店までの交通費は負担）ストレスチェックも毎年あり、希望者は面談も受けられます。腰を痛めるスタッフが多いので、近年はラジオ体操の徹底等も行なっています。1人でも穴が空いたら変えが効かない仕事なのでみんな健康や風邪等には気を使っている印象です。マッスルスーツや椅子を使っての洗髪等工夫等を常に会社で考えている所はありがたかったです。

働きがい：仕事内容としては、在宅にて利用者様の入浴を手助けするのでとても感謝され達成感はあります。ただ、綺麗なお家だけではなく、とても厳しい状況でのお宅もあり潔癖症な方には向いていません。素手で利用者様に触れるのも、気になる方は出来ない仕事です。入浴なのでお湯をもちろん使用しますし、手荒れは必須ですが、利用者様を考えればハンドケアは重要だとおもいます。数少ない入浴日を待ちかねている利用者様やご家族様をケアするのはとても嬉しい事です。

オフィス環境：年齢層はばらばらですが、雰囲気はかなり良い印象です。訪問入浴は３人チームで動きますが、車内の空気感も悪く無いです。今は、働き方改革で、休憩を取るように推奨されているのでこまめな休憩もあります。残業は必ずと言ってありますが、派遣の場合は全額出ています。社員さん達は40時間までしか支給されないと話していました。仕事内容的には、利用者様のケア自体を行うのは体力系で、他は比較的電子化が進んでいるのでスムーズに行っていました。