×
面接での趣味の答え方をご紹介します。面接で趣味を聞かれることはよくあること。実は、「あなた」という人柄を探り、会社として適性があるかを判断するために、面接官は趣味を聞いているのです。だからこそ、答え方にはポイントがあります。ぜひ回答方法をご参考ください。
2018/04/04

面接での趣味の答え方|趣味を自己PRとして有効に使う方法(例文つき)。

面接での趣味の答え方|趣味を自己PRとして有効に使う方法(例文つき)。

履歴書やエントリーシートに趣味欄があるのと同様に、面接でも趣味を聞かれることはよくあること。実は、「あなた」という人柄を探り、会社として適性があるかを判断するために、面接官は趣味を聞いているのです。だからこそ、書き方・答え方にはポイントがあります。何の狙いもなく趣味の内容を話すだけではあまり意味がありません。

趣味の選び方にも注意すべきことがあります。大事なのは、趣味を通して長所のアピールにすること。ポイントさえ押さえれば、自己PRの手段として趣味を有効的に使えます。面接での回答例、履歴書・エントリーシートの記載例などのサンプルも公開していますので、ぜひ参考にしてみてください。

1.面接で趣味を聞かれたら、どうやって答えよう?

なぜ、面接官は趣味を聞く?

面接官に「趣味は何ですか?」と聞かれたら、どうしますか?「趣味はあくまでもプライベートなものだから、ありのままを答えればいいでしょ」と思う方もいるかもしれませんね。

面接官はただ雑談がしたい訳ではりません。実は、趣味のように仕事とは直接関連のないことを質問してくる場合は、面接官が興味を示している可能性が高いのです。実務面についてはある程度クリアしており、採用したいという気持ちが強くなってきているからこそ、パーソナルな部分を知ろうとしていることが考えられます。

人柄を知るため

質問に対する受け答え方からでも人柄は伝わりますが、趣味を聞くことで人柄をより深く探ろうとしています。持っている趣味はどんな分野か、どれくらい熱中しているのかなどから、その方の人柄があらわれるからです。

たとえば、野球やサッカーなどのチームスポーツであれば「チームワークを大切にできる人」という印象を面接官は抱くことでしょう。

会社への適性を知るため

会社によってビジネスモデルはさまざま。掲げる理念が異なれば、根付いた風土も変わってくるでしょう。面接官は、会社の環境に馴染めるかを見る判断材料にしているのです。能力がいくら高くても、合わなければ思うように成果をあげられなかったり、最悪の場合に早期退職につながってしまったりしてしまいます。

また、働いていると、社員との関係構築、業務の負荷量などでストレスが溜まっていくもの。溜めすぎずにストレスを発散できるかも見ています。趣味を通してプライベートを充実させることができれば、仕事とのバランスが保たれ、パフォーマンスを上げやすくなると考えているのです。

なにか、答える上で心構えは必要?

前提に、見栄を張るためにウソの趣味を伝えるのはNG。面接官が同じ趣味だったら、話がかみ合わなくなり、すぐにバレてしまいます。“その場しのぎのウソをつく人”とは、一緒に働きたくないですよね。せっかく掴んだ面接のチャンスをムダにしないよう、真実を伝えるようにしましょう。答える上でのポイントをまとめましたので、参考にしてみてください。

深く語れる趣味を選ぶ

質問されたのに「特にありません」と答えるのはさすがによくありませんが、そこまで好きでもない趣味を答えることもよくありません。当たりさわりない種類にしたくて、「読書」や「映画鑑賞」などと答えること自体は悪くないのですが、それ以上のことを語れる内容を持っていなければ、やめたほうがいいでしょう。人柄を知ろうとする面接官の目的を果たすことができないからです。

だからこそ、本当に好きと思える趣味を選ぶことが大事。深く広い知識を持っている趣味であれば、下手に取りつくろうことなく、アピールできると思います。きちんと情報を整理できる分、ハキハキと自信を持って答えること可能。コミュニケーションのとり方など見た目から伝わる印象もよくなるはずです。

自分の長所が伝わる趣味を選ぶ

好きな趣味をただ選べばいい訳でもありません。面接官が知りたいのは、趣味そのものではなく、あくまで「あなた」という人柄。たとえば、「趣味は読書です」とだけ答えるだけでは、人柄をあまりイメージできませんよね。

では、「知らない分野の知識を得ることに喜びを感じるからです」と付け加えるとどうでしょうか。好奇心旺盛な印象を受けるかと思います。計画性をアピールするために料理を挙げるなら、「ただその時頭に浮かんだ料理を作るのではなく、1週間の献立を前もって決めています。そうすることで、栄養の偏りを防げますし、買う食材にもムダがなくなるからです」と合わせて伝えるといいかもしれません。

ぜひ、長所を表せる趣味を選んで、面接官に好印象を与えてください。

趣味になった理由も伝える

面接官に、より強く印象に残すには具体的な内容で伝えることも大切。面接官にしっかりと「あなた」という人物を記憶してもらうには、あなたらしさを具体的にわかってもらうことが不可欠です。

具体性を出すために有効なのが、趣味になった理由。スポーツが趣味という方でも、特に好きなジャンルがあるのではないでしょうか。サッカー、野球、バスケットボール、バレーボールなどであれば、チームスポーツならではの特徴があって好きになったはずです。

たとえば、「仲間と喜びや悔しさを分かち合うことが大きな充実感になる」といったこともそう。さらに、その理由を物語るエピソードを交えると、面接官によりイメージしてもらいやすくなります。

どんなことに、注意するべき?

ここでは趣味を伝える上で注意してほしいポイントを紹介します。

話しすぎていないか

面接官にとって趣味の質問から得たいのは、応募者の人柄。極端なことをいってしまうと、人柄さえわかれば、回答は短くて構いません。むしろ、長々と話してしまうほうが悪い印象を与えてしまいます。

本当に好きな趣味となると、話したいことが次から次へと思い浮かび、ついつい長くなってしまうもの。ただ、聞かれてもいないのに余計なことまで語ってしまわないよう、できる限り端的に伝えることが大切。面接官にはこの後の予定があります。あなたにかけられる時間には限りがあるのです。

決まった所要時間の中で、面接官は趣味以外に確認しておきたい質問もあります。趣味の質問の回答で時間がかかってしまったら、それだけ他の質問を受けることができなくなってしまうのです。つまり、面接全体を通して「あなた」を総合的にアピールできなくなってしまいます。時間配分を意識し、伝える情報を頭の中で整理してから話しましょう。

嘘をついていないか

これといった趣味がないからとその場を取りつくろったり、自分を格好よく見せようとして、本当は趣味でもないことをアピールするのはよくありません。普段ほとんど運動しないのにマラソンと答えたり、参加したこともないのにボランティア活動と伝えたり。実際に取り組んだ体験談を話すことができないので、説得力のない回答になってしまいます。

さらに、面接官が同じ趣味を持っていた場合が特に危険。共通した趣味だからこそわかる質問をされるでしょう。鋭い質問に適当なことを何とか返せればまだ会話自体は成り立ちますが、何も思いつかず答えられない可能性も高くなります。

どちらにしても、何人もの応募者を面接してきたプロのため、嘘であることは見抜かれてしまうでしょう。そこから伝わる人柄が良いものではないのはわかりますよね。信憑性に欠けると判断されてしまします。

仮に「趣味が全く思いつかない」「趣味といえるほど好きなものはない」といった場合には、嘘にならない範囲で作ってしまいましょう。見つけ方は、習慣的に行なっていること。節約のためと思ってほとんど毎日つづけている料理、体を動かすことが好きで寝る前に欠かさず行なうストレッチ、片付いていないとなんだかストレスが溜まるからとこまめしている掃除など。

生活の一部として何気なくつづけていることはありませんか。この習慣になっているということは理由があるはず。その理由の中に、あなたらしい人柄が隠れています。実際に取り組んでいることなので、ぜひ趣味の1つとして自信を持って答えてください。

マイナスイメージに伝わっていないか

趣味を持つことは自由です。ただ、どんな趣味でもいいという訳ではありません。面接官にも価値観があるため、マイナスイメージに捉えられてしまうものも。ここでは、避けたほうがいい趣味を挙げます。

たとえば、競馬、競輪、パチンコ、麻雀などのギャンブル系。「計画性がなさそう」という印象が伝わる可能性が高いです。思想、政治、宗教についても答えないほうが無難。考え方は人それぞれ自由ですが、偏った考えを持っていると思われかねません。

また、ゲームやマンガなどを趣味に挙げる際は、応募先によって判断したほうがいいです。ゲームの開発会社、マンガの出版社、アニメの制作会社などを受けるのであれば、こうした趣味が好きな理由や長所を交えて伝えることで志望度の高さをアピールできます。一方、ゲームやマンガなどに関係のない会社であると、あまりいい印象を持たない面接官がいることも事実です。あえて挙げるべきなのかは慎重に判断しましょう。

2.趣味の答え方・書き方。サンプル大公開!

エントリーシートや履歴書における趣味欄の書き方

いざ書こうとするとなかなか書き進められない方もいるでしょう。そこで、エントリーシートや履歴書における趣味欄の書き方を紹介します。ポイントは、『タイトル』と『詳しい内容』の構成にすること。人事の担当者は、たくさんの応募書類に目を通していますので、長々と書くより、端的に見やすいほうが印象に残りやすいのです。さまざまな趣味の例文サンプルがありますので、参考にしてみてください。

マラソン

体を動かすことがストレス発散になり、社会人になってからも学生時代と同様に毎朝のジョギングを欠かさずつづけています。

料理

生活費を抑えられるように、朝食と夕食を自炊。栄養バランスを考え、1週間の献立を立てた上で、いろんな料理にチャンレジしています。

読書

通勤時間を利用して、週に2冊は本を読むようにしています。知らない分野に触れて新しい知識を得られることが好きです。

旅行

国内外問わず、旅行が好きです。観光地、ご当地の料理、宿泊先、交通機関などを細かく調べ、いかに安く楽しめる旅行にできるかをいつも大切にしています。

掃除

部屋が散らかっているとストレスが溜まってしまうため、こまめに掃除しています。気をつけているのは、部屋の隅まで目を配ること。キレイに保たれるのが好きで、丁寧さを大切にしています。

フットサル

週に1回の頻度で友人たちとフットサルに励んでいます。3ヶ月後に控えた試合に勝つことが目標です。チームで共通した目標を持ち取り組むことで、チームワークの大切さをいつも実感します。

ウォーキング

1年前から健康のために歩くことをはじめた。近所の行き慣れた道でも、意外と知らなかった飲食店や雑貨屋があるなど、思わぬ発見があることが楽しいです。

音楽鑑賞

さまざまなジャンルの音楽を聴きます。特に、雑誌やインターネットで情報を収集したり、実際に視聴したりして、まだ無名のアーティストを発掘することが好きです。

ドライブ

休日になると目的地だけを決めてドライブによく出かけます。初めていく先でも、できる限りナビは使いません。さまざまな情報から見当をつけて走ることで、ゴールした時の達成感を味わっています。

ペット

半年前から犬を飼い、育てることが趣味になりました。「こうするんだよ」と根気よく愛情をもって伝えつづけることで、少しずつ成長してくれる姿を楽しんでいます。

面接における趣味の答え方

ここでは面接における趣味の答え方を紹介します。答え方のポイントは、『結論』 ⇒ 『理由や頻度』 ⇒ 『得られた学び・身についた能力』といった流れで伝えること。結論を最初に提示することで、面接官はこれから何を話してくれるのかをある程度掴むことができます。後につづく内容を頭の中で整理しやすくなるため、聞く側の面接官は理解しやすくなるのです。それでは、アピールしたい長所ごとの回答例を紹介します。

計画性

どの仕事にも「締切」が付きものです。さまざまな業務が並行して進んでる中で、いかにスケジュールをコントロールして締切までに完遂させるかが重要になります。そのため、計画性があることはアピールになる長所です。

【回答例】

私の趣味は旅行です。日常生活では「目にできない」「味わえない」といったことを経験できるのが好きで、年に2回ほど長期の旅行に出かけています。旅行の際にいつも大切にしているのが、綿密に計画を立てることです。

滞在期間を長めにするとはいえ、時間は限られています。その中でいかにたくさんの観光地やご当地グルメを効率よく楽しめるかは、事前の準備が大きく関わるからです。旅行先で起こり得るあらゆるトラブルを想定して持ち物をそろえたり、現地の交通機関や周辺施設を下調べしたりしています。

旅行前にやることが多いので、行き先を決めるのはだいたい2ヶ月前。準備すべきことを洗い出して、2ヶ月後に出発するまでの計画も立てます。スケジュールも管理することで、旅行を存分に楽しんでいます。

 

根気強さ

仕事では任されたことを最後までやりきる責任があります。簡単に遂行できることもあれば、一筋縄ではいかないことも少なくないでしょう。最後まで全うしなければいけないプレッシャーがあるものです。その際に、辛い状況でも投げ出さずにいかに耐えきるかが不可欠。そのため、諦めない根気強さは長所として大きくアピールできます。

【回答例】

私の趣味はジョギングです。体を動かすこと自体が好きなので、ストレス発散になっています。走る距離は少なくとも2km。学生時代から走りはじめ、社会人になった今でも毎朝欠かさずにジョギングしています。

実は取り組みはじめた当初は新鮮味があって楽しかったのですが、しばらくして社会人となり、生活リズムが変わってからは早朝に起きるのが辛い時期がありました。ただ、環境が変わったからといって、一度やると決めたことを簡単に投げ出してはよくないと自分に言い聞かせたのです。

結果、根気強く取り組んだことで、環境に体が慣れていき、今もまた走ることに楽しさを感じられています。

関連する記事
2018/08/22
面接の自己紹介のポイント(好印象を与える回答例付き)

無事書類選考を通過し、いよいよ面接へ。「自己紹介は何を話せばいいの?」と不安に感じる方も多…

2018/08/21
面接でスグ使える!志望動機の回答例・NG例 │よくある質問20パターン

どんな企業の面接でも、必ず聞かれる志望動機。とはいえ、はじめての転職活動であれば、志望動機…

2018/07/26
知っておきたい面接時の服装・髪型(スーツやメイク)のマナー

「人は見た目が9割」。そんな言葉を聞いたことはありますか?特に短い時間で行なわれる採用面接…

2018/04/12
面接・履歴書での「長所」アピールのコツ|例文集

長所は面接や履歴書でよく聞かれる質問の1つ。そこでこのページでは、面接や履歴書に使える長所…

2018/04/11
面接で失敗しない“短所”の答え方|短所を聞かれた際のNG回答例、GOOD回答例

あなたの短所を教えてください―――。面接でこんな質問を受け、しどろもどろになってしまった人…

2018/03/16
面接中は笑顔が良い?真剣な顔が良い?|面接時の笑顔の程度、理想のタイミングを解説!

面接中は、誰もが緊張して笑顔がなくなりがちです。 ただ、表情が固くなると、あなた本来の魅力…

2018/01/31
面接で退職理由を聞かれたら?|面接官が納得する転職理由の伝え方(回答例あり)

目次1.「転職理由・退職理由は?」と質問されたときの答え方「転職理由・退職理由」を聞かれる…

2017/11/24
面接での逆質問の仕方(何か質問はありますか?は恐くない!好印象な事例)

「弊社について何か質問はありますか?」 そんな面接官からの問いに、上手く答えられなかった……

2017/11/22
面接結果待ちの不安を解消┃結果連絡が遅れる理由と、対処法(問い合わせ文面付き)

面接が終わってホッとしたのもつかの間。面接結果がいつ届くのかを聞き忘れてしまった!というこ…

2017/11/09
面接日程調整メールへの返信マナー(例文・文面付き)

書類選考に通過したのはいいものの、企業からの面接日程の打診メールに「どう返信しようか…」と…