以前は盛んに行われていた社員旅行
「社員旅行」という言葉を聞くと、どういうイメージを持ちますか?少し前のイメージをもたれる方もいるかもしれません。実際、1980~90年代のバブル期には、かなり活発に行われていたようで、温泉バスツアーや、海外旅行など、多くの会社が社員旅行を実施していたようです。
経費削減やカフェテリアプランの台頭で下火に。
その後、徐々に「個」を重んじる時代になり、団体で海外旅行に行っても社員が喜ばなくなりました。かわって人気が高まったのが、社員たちに福利厚生施策の選択をすべて任せるカフェテリアプランです。また、景気の後退を受けて経費削減の流れが強まったことで、社員旅行は影を潜めるようになりました。
最近、社内コミュニケーションの促進で再注目!
しかし、人間関係の希薄化が企業に競争力をそいでしまうという見方も出てきています。社員間のコミュニケーションなくして良い企業文化は生まれない。この企業文化が、企業の価値想像に大きな役割を果たすならば、以前のコミュニケーションが良かった時代の手法に学ぼう、という機運が出てきました。
意外にも、多くの企業が社員旅行に行っていて、行先も国内外さまざまでした。
こうした旅行で社内での人間関係を育むことも仕事をスムーズに進めるひとつの要因です。社員旅行がある会社=コミュニケーションを大事にしているという社風が見えてくるかもしれません。
自分に合った会社をさがす一つの観点として、ぜひ注目してみてください!