「シェア」を見る!
「シェア」とは占有率のこと。例えば、「売上シェアNo.1」企業であれば、業界全体の売上の中で、最も多くの割合を占めた企業を指します。売上の他、販売数シェア、顧客シェアなど切口は様々ですが、シェアが高ければ高いほど、業界内での認知度や影響力が高く、優位なポジションにある・競争力が高い企業であるといえます。今回の特集では、いずれかのシェアにおいて、トップクラスの実績を誇る中小企業をご紹介しています。何のシェアを持っているかに注目しながらご覧ください。
「売上」や「経常利益」を見る!
「売上」は、企業が商品やサービスを販売することで得た収益を。「経常利益」は、売上&投資活動など売上以外の収益から、社員の給与といった必要経費を差し引いた利益を指し、どちらも企業の収益性をはかる上で重要な指標です。売上が伸びている企業は、顧客から評価・支持される商品・サービスを提供している企業であり、経常利益が伸びている企業は、利益を生む仕組みがある企業だと言えます。今回は、対前年で売上、又は経常利益が伸びている企業だけを特集しています。どんな商品・サービスが顧客から評価を得ているかという点や、利益を生み出すためにどんな仕組みがあるかという点をチェックしてみてくださいね!
「設立(創業)年数の長さ」を見る!
経済産業省による調査結果では、設立から10年以上存続する企業は全体の25%しかなく、グローバル化や消費者の志向の多様化など変化の激しい現代においては、企業の寿命は短命化しているとも言われています。長く企業活動を継続している企業は、それだけ顧客からの信頼を得られ続けているということができ、強い顧客基盤や、変化に柔軟に対応していける経営姿勢がある企業といえます。特集下部でご紹介するのは、なんと設立(創業)以来「50」年以上にわたって企業活動を継続している企業。長きにわたり顧客から支持を得る商品・サービスとは?また、その経営姿勢とは?ぜひ最後までご覧ください!
中小企業は、一般消費者向けではなく、対企業へのビジネスを展開する企業が多かったり、CMなどでその名を聞く機会が少なかったりと、興味を持つ“とっかかり”がなかったり、魅力に気付きづらいことがあります。様々な角度から企業を見ることは、新たな魅力の発見に繋がります。ぜひ、今回ご紹介したポイントも企業探しの参考にしてください。