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CASE11
Y.Sさん(32歳・男性) 希望職種:ゼネコンでの施工管理
ハウスメーカーからゼネコンへの、キャリアアップ転職
プロフィールと転職の希望
今回のケーススタディでご紹介するのは、Y.Sさんです。
大学を卒業後、工務店に就職。空調・電気設備など、建築設備関連の施工下請 けに従事しますが、約1年後、大口取引先の破綻に伴い、務めていた会社が連鎖倒産してしまいます。

施工管理の経験を活かし、Y.Sさんが次に就職したのは、大手ハウスメーカー。
入社以来9年にわたって施工管理業務に携わり、設計補助や積算など、様々な スキルを積んでいます。係長に昇進し、順調にキャリアを積んできましたが、 メーカーであるため、同じような住宅の施工管理しか経験できないことに最近 不安を感じてきました。

施工管理職でのキャリアアップをはかるべく、Y.Sさんが希望しているのは、工事一式を元請けし、工事管理全般の責任をもつ総合建設業者=ゼネコン への転職です。

希望年収は現職と同じ程度を設定しており、ゼネコンでマンションやオフィス ビルなどの大型物件の施工管理を経験して、スキルを伸ばしていきたいと考え ています。
希望企業、希望職種/アピールポイント
希望企業、希望職種: ゼネコンでの施工管理職
アピールポイント: 同職種での9年間の実務経験
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Check1
記号が多用されているため、書類が煩雑で、わかりにくくなっています。
Y.Sさんの書類でまず目につくのは、「△」や「◎」などの記号を多用していることです。「◎は担当、△は補佐」等、一定の法則を用いて内容を整理しているようですが、客観的な視点で見ると、正直わかりづらいですよね。
記号の使用は最小限に留め、書類は極力シンプルにまとめることを心がけてください。
Check2
実績やスキルの表記が曖昧であり、「強み」が伝わってきません。
企業の採用担当者は、書類選考の際、一度にたくさんの応募書類に目を通すこととになります。同じような経験、同じようなスキルが記載された2通の書類があった時、採用担当者が目を留めるのは、やはり「強み」がわかりやすく記載されている方の書類ではないでしょうか? Y.Sさんの書類からは、何がY.Sさんの一番の「強み」=セールスポイントであるのかが伝わってきません。
Check3
今後何をしていきたいのか、仕事に対する姿勢や希望が見えてきません。
「ゼネコンにおいて大型物件の施工管理を経験したい」「キャリアアップをしたい」という明確な転職理由があるにも関わらず、そうした意欲や姿勢が書類に全く記載されていません。志望動機や転職理由が曖昧な書類は、企業にマイナスの印象を与えてしまいますよ。
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Check1
項目立てが成され、書類が見やすくなりました。
[担当した主な建築物実績]と[業務内容]という項目を設定したことで、Y.Sさんがどのような案件を担当してきたのかが一目でわかるようになりました。
全ての情報を書類内につめこもうとせず、代表的なものに的を絞って記載している点もよいですね。記号も効果的に使われており、誰が見てもわかりやすい内容になっています。
Check2
仕事に対する真摯な姿勢と、その成果である実績が盛り込まれました。
自己PR部分、及び各職歴の[アピールポイント]において、Y.Sさんが仕事を行う上で得意としていること、注力していることがしっかりと記載されました。
また、担当案件数はもちろん、予算遵守率、納期遵守率などの具体的な数字が盛り込まれることで、説得力のある内容に仕上がったと思います。
Check3
転職理由が明確になり、熱意が伝わりやすくなりました。
今後どのようなキャリアを積んでいきたいのかが、明確に示されていますね。
転職理由と結びつけながらも、前職に不満があることを感じさせない点も、 非常にポイントが高いと思います。新しい職に対する希望や熱意を伝えようと するあまり、自己PRで前職の批判をしてしまう方がよくいますが、こちらは絶対に避けてくださいね。
「転職理由」が「退職希望理由」になってしまわないよう、注意してください。
アドバイザーのコメント
今回のY.Sさんのケースは、2回目の転職ということから、転職の理由が明確であり、自分自身のスキルや強みもしっかりと把握している点が大きな特徴でした。
ですが、そうしたポイントが書類に反映されていなかったため、改訂前のWEB履歴書は、漠然としたわかりづらい内容に留まってしまっていましたね。

WEB履歴書をまとめる際には、「経歴を正確に記載する」ことではなく、「経歴を効果的にアピールする」ことに注力してください。

そのためには、書類を何度も推敲すること、そして、企業の採用担当者の目を意識して書類を見直すことが大切です。 どんなに素晴らしい実績やキャリアを積んでいても、それが、肝心の採用担当者に伝わらなければ、何もはじまりません。

Y.Sさんは、WEB履歴書の内容を項目ごとに整理し、ポイントを絞ることで、他の応募者との差別化をはかり、一歩リードすることに成功しました。

経験職種への応募の場合、自分と同じ程度のスキルやキャリアを持ったライバルが複数存在していることを、しっかりと心に留めてください。
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