株式会社築地永井商店の築地市場ではたらく青果配送スタッフ（729824）の転職・求人情報は掲載を終了しています。

日の出前から汗をぬぐって、お得意さまに新鮮な野菜をお届けする。
そんな、スーツやネクタイとは無縁の仕事も、わるくないもんだ。

お客さまとのコミュニケーションの原点にあるのは、他ならぬ野菜。
「小鉢を作りたいのだが、なんか良いのないかね」と尋ねられたら、「新潟産の丸ナスで良いのが入ってますよ」と提案してみたり。
「極上の鳴門金時が手に入ったのでデザートにどうですか」とおすすめすると、「君がそう言うのなら使ってみようかな」と言ってもらえたり。
野菜を通じて人情をあたためてきた、なんて言ったら、少しは格好がつくかな。

築地永井商店が場内に屋号を掲げたのは、今から約50年前。
長年共に働いてきた仲間は、同僚というより家族みたいなものだ。
「かみちゃん、今日は特にキノコをおすすめしてきて」
「あらいさんのお客さんとこのトマトは丁寧に運んでよ」
まるで朝ドラのようなドタバタが、毎日のお約束だったりする。

築地だから朝は早い。でもなんだかんだやめられない。
人と人の関わりで成り立つ、築地の仕事人。これが意外に良いもんだ。