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取材から受けた会社の印象
株式会社ロクマルは、障がい者の就労支援からスタートした企業。しかし、幼少期からコミュニケーションを学べる場があればさらに能力を発揮しやすくなる、という考えから障がい児向けアフタースクール「ジョブサU18」を立ち上げました。就労支援での実績があるため企業が求める人材を把握しており、就職につながるコミュニケーションを学べることが強み。教室を卒業した後も、就職に向けた継続的なサポートを受けられることも特長です。
また、多くの障がい児向け教室ではどの年代も同じように支援しますが、小学生と高校生では、まわりとのコミュニケーションの取り方が違います。そのため同社ではクラスを分け、年代に合わせたトレーニングを行なっているそう。この方針は会社のポリシーとして守っていく、というお話でした。現在、ニーズが高まっており、今後もさらに教室を増やしていく予定だそう。これからの時代に必要とされる企業であると感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい子どもたちが成長する姿を見守っていけることが、大きなやりがいです。はじめのうちは話すことができず、うつむき加減だった子も、表情がだんだん明るくなり、元気にあいさつできるようになっていきます。保護者にも、とても喜んでもらえるそうです。また、たとえ元気に話せる場所が、このスクールと家だけだったとしても、4~5年後、世界が広がったときにしっかり活躍できるようになっていることもあります。子どもの可能性を広げられる仕事であり、日々手ごたえを感じられるでしょう。
また「ジョブサU18」は高校生までが対象。高校卒業と共に、教室も卒業となります。毎年開かれる卒業イベントでは、子どもたちのスピーチが行なわれるとのこと。中学生の頃から通い続けていた子が、卒業スピーチでしっかり話している姿を目にし、「こんなにできるようになったんだ」と、感動して泣いてしまうスタッフも多いのだそうです。
また「ジョブサU18」は高校生までが対象。高校卒業と共に、教室も卒業となります。毎年開かれる卒業イベントでは、子どもたちのスピーチが行なわれるとのこと。中学生の頃から通い続けていた子が、卒業スピーチでしっかり話している姿を目にし、「こんなにできるようになったんだ」と、感動して泣いてしまうスタッフも多いのだそうです。
厳しさ子どもたちには一人ひとり特性があり、障がいの種類も性格も、接し方も違います。たとえば、感情をうまくコントロールできず、興奮して、泣いてしまった子がいたとき。慰めるのがいいか、じっくり話を聞くのがいいか、落ち着くまで一人にしておくのがいいのか。その子によって、ベストな対応が違います。その判断が難しく、どう声をかけていいか戸惑うことも多いそう。正解のない仕事であることの難しさがあります。
この仕事の向き&不向き
向いている人コミュニケーションを通して、子どもたちの成長をサポートする仕事です。誰かを応援したいという気持ちを持っている方、そこにやりがいを感じて自身も元気になれるような方に向いています。また、押し付けるのではなく、相手に合わせたコミュニケーションができる方にぴったりです。
向いていない人教室には、いろいろな障がいやさまざまな個性を持つ子がおり、対応の仕方はそれぞれ違います。障がいに対する固定観念、偏見のある方、思い込みが強い方には向いていません。