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取材から受けた会社の印象
今回の取材には、所長の木村さん、現場責任者の方、現場オペレーターの方にご参加いただきました。準備の間、役職に関係なく冗談を言い合うフレンドリーな様子、特にオペレーターの方のイキイキとされている様子がとても印象的だった取材者。その理由を探ってみました。
答えは「社員からの提案を受け入れ評価する仕組み」にありました。全社員を対象に、改善や効率化に繋がった提案・事例を募集。選考の結果、選ばれた社員には金一封を贈呈する表彰式が行なわれるそうです。実際に、「石鹸工場で液体洗剤をスタンディングパウチに詰める作業工程の安定化・効率化」を提案した、現場オペレーターの方が受賞したケースもあるのだとか。
小さな成果も評価してくれる。そして、人間関係の良さもにじみ出ている。そんな同社でなら、毎日の業務に充実感や達成感を味わいながら、長く働いていけそうだと感じる取材でした。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい業務では自分の作業を自分でチェックします。そのため、成長していることを実感できる場面は多く、やりがいに繋がるポイントだといえるでしょう。例えば、チェック項目の中には「製品と製品の切り替え時間は○分以内」「確認時間は○分以内」と定められているものがあります。最初は時間ギリギリだったものが、経験を積むにつれ、段々と余裕を持って完了できるようになるのだとか。また、スムーズに作業を進められるようになると、包装完了の製品数も増えることになります。自分の成長が目に見えるため、心の中でガッツポーズしてしまうほど嬉しく、達成感を味わえるそうです。
厳しさ扱うのはマーガリン。人の口に入る製品のため、「不安を感じながらもそのまま業務を進めてしまう」「ミスをしてしまっても報告せずに自分だけでなんとかしようとする」といった行動を取ってしまうと、自社だけでなく、クライアント企業や消費者にも迷惑をかけることに繋がります。常に安全や衛生に注意しながら、緊張感をもって業務に取り組まなければならない点は厳しさだといえるでしょう。
この仕事の向き&不向き
向いている人作業中は包装機械のそばで、1人で作業することが多いです。そのため、黙々と作業することが好きな方、仕事中は集中して取り組みたいという方に向いています。また、決められた手順やチェックリストをもとに作業していくため、正確性に自信があるという方にも向いている仕事です。
向いていない人作業の仕方によっては、製品に傷をつけてしまう、製品の質を落としてしまうといった場合もあります。そのため、モノを雑に扱ってしまう方、丁寧な作業が苦手な方、スピードだけを重視してしまう方にはマッチしない仕事です。