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取材から受けた会社の印象
同社は、百貨店やラグジュアリーブランドの仕事を行なっています。有名取引先は、ひとつやふたつではありません。こういったクライアントとのつながりは、社員の営業活動から生まれることが多いとのこと。
ただ、実力や実績が伴わなければ、有名企業からの発注はないのではないか。そう思って詳しく伺うと、同社のクリエイティブに対する姿勢を垣間見ることができました。
例えば、百貨店のバレンタインデーの店内に貼るキャンペーンポスター。クライアントからは大枠のデザインが決まった状態で依頼を受けました。そのデザイン案を見て、同社は店内で見たときにお客様の目に入るか、伝わるか、という視点で提案。色づかいや文字組などのデザイン調整を手掛け、成果に結びつけたそうです。
その提案をしたのが営業ディレクター。有名企業に信頼されるクリエイティブ力。それを備えた人材に同社でならなれそうです。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい同社のクライアントには、全国に展開する百貨店やショッピングセンターをはじめ、有名企業がズラリ。大勢の人の注目を集める仕事が多くあります。営業ディレクターは、提案だけでなくラフデザインの作成を担い、制作物を生み出す中心的な存在です。自身が携わった作品が数多くの人に披露される規模の大きさは、何度経験しても達成感を得られるというお話でした。
厳しさ商業ディスプレイの施工では、調整役を担当します。社内のデザイナーやクライアント、施工の協力会社。それぞれの主張があります。例えば、施工後のディスプレイを見たデザイナーやクライアントから、想定していたイメージと違う、といったことを伝えられることも。施工会社にも他の案件の納期が待っていますし、技術屋としてのプライドがあります。関係者が満足のいく出来になるよう、調整を進めていくことは最初の難関です。
この仕事の向き&不向き
向いている人提案活動や制作のディレクションに留まらず、ラフデザイン等の作成を担います。ディスプレイやサインなどの制作を牽引するポジションですから「企業の販促活動にチャレンジしたい方」にピッタリです。
向いていない人入社後、デザイン企画やラフデザインの描き方、納品のディレクション方法を学びます。最大2年間の育成期間を設けていますが、実践を通じた教育、自ら学ぶ姿勢を大事にできない方には向いていないかもしれません。