住友林業ホームサービス株式会社

事業の強み：
直近５年連続、経常利益を更新していることから、業界全体は好調。
これからは、少し陰りがあるのかなと感じる。

営業職については、
1から10まで全部ひとりの営業マンがやるので、スキルが非常に高い。
ただ、スキルが身につくまでに時間はかかるので、中堅社員にあたると
非常に良いサービスが受けれるかと思う。
ただ若手でも、必ず2名体制でお客様を担当している。

事業の弱み：
リモートワーク化が難しい仕事なので、営業が走り回って対応することが非常に多い。
どうしても残業が多くなる傾向にあるため、体力は必須。
少子高齢化が進んでいるため、市場の縮小が避けられない。また、都心と郊外では
単価が違うため、インセンティブ制度等も、都心での営業の方が多く取得できたりと
格差がある。

事業展望：
衣食住がなくなることはないので、事業の縮小は考えづらいですが、
少子高齢化も進んでいるため、すでに建築されている不動産をどのように活用していくかが重要。
住友林業ホームサービスであれば、買取再販事業等で、すでに建築されている建物のリノベーション等を行っていくことを進めている。

成長・キャリア開発：
実力主義のため、年間の基準をクリアすれば役職があがる。主任、係長、マネージャ、所長、店長、支店長、部長、事業部長、本部長、役員というような流れ。
店長や、所長に上がるにはある程度の管理能力が必要になるため、数字をあげるだけでは一定の役職以上には上がれない。

働きがい：
しんどい仕事をしているので、インセンティブは欠かせないかと思います。
インセンティブの上限金額はないので、契約するだけ多くのインセンティブがもらえるのは魅力的。その分、契約できていない月があると給与も低いので、自分次第。
未経験の場合は、入社して2年目ぐらいからコンスタントに数字が上げれるようになってくるので、入ってすぐ給与が高いというのは、考えないほうがよい。

女性の働きやすさ：
そもそも営業職の中でも厳しい不動産仲介の営業ですが、
他社に比べて、女性営業の比率は多いと思います。その要因はインセンティブの支給率が高く、昇格要件も、実力主義だからだと思います。
女性の店長や支店長、部長もおり、愚直に頑張れる方には向いていると思う。
産休育休を取って、営業に戻ってくる方も多い。
また営業はもう難しいという場合は、店舗の営業事務になったり、本社の業務職等に職種転換される方も多いです。

勤務時間・休日休暇：
入社したての頃は、覚える仕事が不動産のことだけでなく、銀行の話や、税金の話、司法書士とのやりとり等、やることが盛りだくさんなので、残業が多かったです。
やらされ仕事ではなく、お客様に提案できるようにしなくてはいけないという思いから勉強していたので、強制残業とかではなかったです。

多様な働き方支援：
リモートワークは不可。
フレックスタイム制度を導入しているので、自分で勤務時間の調整ができる。
コアタイム　10時～15時
フレキシブルタイム　8時～10時、15時～21時
月半ばで、勤務時間が多くないか総務部によるチェックが入り、
主管者も含めて、メールにて警告が入り管理されている。

福利厚生：
退職金については、確定拠出年金を採用している。
住宅補助については、ないに等しい。
持株や、財形貯蓄、育児休暇制度、介護休職制度、当社指定福利厚生制度に加入（各種割引、宿泊施設等）通勤手当、住宅手当、家族手当、残業手当、休日勤務手当

オフィス環境：
オフィスは、商談室が2室から３室、受付、トイレ、更衣室・給湯室、オフィスと分かれている店舗が多い。商談室は木質調な壁紙や椅子で、リラックスできる環境を作り上げている。
外から入りやすいように、中がしっかり見えるような配置。